とりあえず、文芸春秋で読んだ。

芥川賞の受賞のニュースの時に見た筆者の印象があまりに悪かったので逆に興味があったというか・・まず主人公の精神的な弱さ・・そして、落ちた人間が這い上がりたいのに上がれない沼のような社会。文体は軽くてよみやすく、「で、続きは?」くらいあっけない。反面若い作家さんによくある「言葉いじり」が鼻につく。やたら漢字の言葉が多い。「言い条」「畢竟」「気嵩」「嵌まる」「結句」「愚昧」ここは漢字じゃなくていいんじゃないの?というのも漢字「貧乏籤」「鱈腹」「購める」「生育の町」「数多」かと思うと若者風の言葉も「まるっきし」「ハンコ」

これは1260円出すほどではないかなあ・・・

コメント

ミハーハハ
2011年2月16日8:33

うわぁ、読めない!
この感じにルビふってあるんでしょうか?

ありす
2011年2月16日22:10

いえいえ、ほとんどルビなしなので推量しますが、あんまりわからないのは辞書でひきつつ・・。でも、そんな言葉がなくてもこの小説は十分理解できるのでこんなムツカシイ言葉を使う必要があったのかな、と思います。

nophoto
ららる~♪
2011年2月21日7:53

純文学の芥川賞。
大衆文学の直木賞。
いつもいく市民図書が受賞した本を必ず買ってくれるので、大体目を通しますが、
へえ~と言うのが結構ある。
素人では何で?どこが?受賞理由が分かりません~別にいいけどね。
昔の話ですが、芥川賞もらった田辺聖子の「センチメンタルジャーニー」や林真理子の直木賞「最終便に間に合えば」も、こういうので受賞するんだ・・・が感想だったもの。全然名作でも代表作でもなんでもない。
お金を出して買うのはもったいないので、いつも市民図書。
利用者が少ないので、すぐに読めるのがラッキー。

漢字検定ではあるまいし、やたら難しい言葉や漢字をひけらかすのはどうも・・・ですね。普通に言えばって言いたい(笑)

ありす
2011年2月21日13:00

ららる~♪さん
そっか!市民図書という手があったのですね。だって、普通の図書館でそんなのリクエストしても届くのは半年後ですもんね。
私は芥川賞はいつも文芸春秋です。いろいろ書評や本人の対談なんかもありまして、面白いですよ。

芥川賞ってなんなんでしょうかね~。新人の原石のままの状態を読むってことでしょうか・・本屋にならんでいる本と比べればちょっと見劣りするけど、「ん?」ってひっかかる部分がある。そんなお話が多いですね。

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