普洱茶 と書いてあったので、何なんだろうと思っていた。夫が会社の同僚からお土産でもらってきた。お茶だし・・せっかくだから飲まなくちゃ、と思って煮出してみた。・・・いや、どうやって飲んだらいいのかよくわからんからとりあえずウーロン茶と同じ要領で。

まあ、味は普通のウーロン茶とそんなに変わらない、特徴がさしてあるわけでもない・・。普段使いのお茶には悪くない。

しかし・・このお茶にしたら家族がせっせとトイレに行く。要するに利尿剤になってんのよね。で、一応調べてみました。プーアール茶でした。へー・・これって、ダイエットとか血糖値を下げるのにいいって言うよね。どうなんですかね。ま、とりあえずまだ熱いお茶が欲しいわけでもないし、ちょこちょこ飲むのにつかってみますかね。

☆☆

連休は結構忙しくすごしていました。
しょっぱなはほんまもんのチェンバロと合わす会。コンサートの日の午前中に空いている楽器を自由に使っていいよ、というものだった。フレンチとイタリアン両方あるようで、どっちがいいですか???そんなのわからないし。そもそも私たちはリコーダーの愛好家で、専属のチェンバリストがいるわけでなく、ピアノをやったことがある人が普段はキーボードで弾いてくれていた。彼女も「知らないし~」で、両方触らせてもらうことに。場所が少し遠くて、電車でテクテク出かけました。楽譜と楽器を持って出かけるのは嫌いじゃないんですけどね。こういうお出かけが一番好きです。
なるほど、コンサートの朝ってこういう具合になってんのね。主催者がとりあえず大きな荷物をかかえていて会場の入り口には「チェンバロ試弾会」手書きの張り紙。手書きってのがいいんだけど、それもボールペンだったりして。調律の人やら、スタッフがなんとなく手持ち無沙汰にその辺でしゃべっている。

そんな中、「はい、どうぞどうぞ」一こま30分でどんどん交代していくのでぼーーっとしている場合ではない。私たちの前は少し年上のお姉さまで、多分ピアノの先生っぽいかんじの人。ゴールドベルグ協奏曲を弾いていた。ほーーー!これ、最後までやるんかな??でも、みなさん楽器を触るのが初めてという感じなので「あ、なるほど、ここで音色が変わるのね」とかやっているので結局三つ目くらいで終わってたかな。

楽器は二台。イタリアンは本体が赤で足が緑。飾りもなく、すっきりした感じ。中を覗き込んで、「ほーーー、ここで弦をはじいてるのねえ」とか見ていた。
フレンチはイタリアンより少し大きくて、鍵盤が二段。音色も変えられる。二段いっぺんに鳴ったりすることもできる。和音が豪華です。弦に牛の皮(??)を当ててやわらかい音を出すことも。それに、フレンチは少し大きくてフォルムもイタリアンより丸い。絵もいっぱいかいてあった。お花の絵が可愛い。

私も初めてチェンバロ触ったが、意外と鍵盤は軽いのね。弦を弾く感じが「かくん」とするのが不思議な感じ。この抵抗感は少し慣れないと一瞬音が遅れてしまいそうな・・

で、演奏は・・ま、先週話が急遽決まったにしては、それなりやったかな。こういう時にぱぱぱっと吹けるレパートリーを持っていないといけませんね。
何が抵抗だったかっていうと、周りで人が聞いているって。一応アドバイスとかもあって「そういうやわらかい楽章は、上鍵盤で弾くといいかもね。」とか。途中からリコーダーの人が来て、きゃー、聞かないで~(大汗)って感じ。自分のピッチがどんどんずれてくるのがわかるのに、戻らない。いやーん・・しかし、一こま30分はシビアです。あっと言う間に終わりました。うーん・・およそチェンバロを楽しむっていう域には行っていないなあ・・

ただ、よく聞こえたのは確かです。普段キーボードでやってるのはどうしても音が軽くてハモってるんだけど、なんとなく。が、結構よく聞こえた。それに、音の余韻があるんでしょうか・・なんか気持ちいいのよね。先生のおっしゃる不協和音からの解決・・が気持ちいいのが少しわかった。何せ、いい音するし。気持ちよかった・・くらいですね。感想としては。もう少しゆっくりやってみたかったな~。また、こんなチャンスないかしら。次はもう少し落ち着いてやりたいものです。

☆☆

その後、教会のコンサートに行った。そこも新しいチェンバロのお披露目会を兼ねて・・そのチェンバロもキレイで、いい音がしていた。

面白い楽器もあってヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ。チェロを担いで弾くっていう。なんで、あんなの担がないといかんの?
そこの教会は立派な教会で、椅子も楽チンでうれしかった。コンサート2時間聞くのに椅子がしんどかったら拷問やしね。プロジェクターのモニターがあっていろんな絵や地図を見ながら解説がとっても面白かった。途中、休憩にはお茶が出て。ワインもあって、牧師さんが「ワインを飲みながら楽しくコンサート聞くっていうのが多分当時の感じだったと思うのでほろ酔いかげんのコンサートを楽しんでくださいね。」なんておっしゃってた。でも、だめよ、朝チェンバロの会して、満員電車のって疲れてるの。ワインなんて飲んだら寝てしまう。で、紅茶とクッキーをいただきました。そういうの、ちょっとうれしいですね。でも、主催者は大変だろうな~・・
曲の選択も面白くて、普段リコーダーでバッハの曲が出てくることってめずらしい(ないわけではありませんが)けど、バロックバイオリンのソロで無伴奏バイオリンパルティータよりシャコンヌ。わー、これ結構好きなんだけど。カール・エマニュエル・バッハのヴィオラ、バスリコーダーのトリオ。バスリコーダーが主役になる曲って初めて聞いたかも。それも、あえてバスで吹いているんじゃなく、バスリコのために作った曲っていうのがすごいよね。(本当にそうなんかな?)
最後はテレマンのコンチェルト、速い楽章は名人芸でした。格好いい~!!

芸術の秋~♪来週もコンサートがあるし、なんだか楽しいですよ~。

コメント

ミハーハハ
2011年9月26日11:40

ありすさんこんにちは

まさにけ芸術の秋、リコーダーの秋、古楽の秋してますねー。
福岡でも古楽祭があって、楽しかったです。
チェンハ゛は鍵盤が軽いので早いタッチで弾くのが楽ですよね。ステキだけどずーっと聞いていると打楽器に感じてきます。
楽器つくりの友人がいて、チェンバロやバージナル、リュートなんかつくっていて、よくそれだけでたべていけるなぁと思うのですが、実際は結構注文があって、注文した人は気長に待ってないといけないみたいです。

ありす
2011年9月27日17:48

秋はいろんなイベント、コンサートが目白押しで楽しいです。
いつか福岡の古楽祭に行きたいな~・・なかなか上手にならなくて。
さて、何か吹いては自己嫌悪に陥るので、もう少し頑張って人前で吹けるようになるのが目標です。そんなレッスンもあるんですよ。「人前で吹けるようになるのを目指すクラス」それ、行きたいんだけど、ちょっと遠いんですよねえ・・

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