夏くらいからはじめた、天声人語の書き写し・・なんとか続いている。
字が劇的に上手になるとは思わないが、姿勢を正して、ペン字をゆっくり書く というのは悪くない。若干10分強、ちょっと癒しの効果もあるかも。
昔から天声人語の文章はよく入試なんかにも使われる、お手本のような文、という定評があったが・・
最近は、ちょっと微妙な気が。
先日は昨今の日本語が乱れている、という話だったが、
「原節子さんみたいな」美しい日本語を懐かしむ話で「お具合いかがですの」と聞かれて大丈夫だと言うと「奥様もお喜びで」と言ったと。
「お加減いかがですか?」と言って「それはご安心ですね。」とかは言うが、具合に「お」がつくかどうかは好みの問題にならんか・・??
逆に、この文章の中に「ほっこりさせられた」というくだりがあって、私は最近流行の「ほっこりする」というのがいまいち好きじゃないのよね。多分、「ほっとした」の意味の進化系だと思うが、「ほっこり」ってお芋がほかほか暖かいイメージがあって気持ちが安らぐというのはちょっと違うんじゃないのかね・・と思うが、これまた好みの問題だ。
そして、最後に美しい言葉たちと人生を重ねた、と来て「言葉」に達をつけるか・・これも今の流行でしょ?「野菜たち」「庭の花たち」これもよく見ますね。「達」ではなく「たち」でこれもニュアンスが違うのかなと。でも、日本語は進化する、意味がまったく違う方向へ向かう場合もあると思うので批判はすべきではない。が、「美しい日本語」なんて事言って、昔の言葉を美化する人が今の若者言葉を普通に使ってるのは、よーわからん。
字が劇的に上手になるとは思わないが、姿勢を正して、ペン字をゆっくり書く というのは悪くない。若干10分強、ちょっと癒しの効果もあるかも。
昔から天声人語の文章はよく入試なんかにも使われる、お手本のような文、という定評があったが・・
最近は、ちょっと微妙な気が。
先日は昨今の日本語が乱れている、という話だったが、
「原節子さんみたいな」美しい日本語を懐かしむ話で「お具合いかがですの」と聞かれて大丈夫だと言うと「奥様もお喜びで」と言ったと。
「お加減いかがですか?」と言って「それはご安心ですね。」とかは言うが、具合に「お」がつくかどうかは好みの問題にならんか・・??
逆に、この文章の中に「ほっこりさせられた」というくだりがあって、私は最近流行の「ほっこりする」というのがいまいち好きじゃないのよね。多分、「ほっとした」の意味の進化系だと思うが、「ほっこり」ってお芋がほかほか暖かいイメージがあって気持ちが安らぐというのはちょっと違うんじゃないのかね・・と思うが、これまた好みの問題だ。
そして、最後に美しい言葉たちと人生を重ねた、と来て「言葉」に達をつけるか・・これも今の流行でしょ?「野菜たち」「庭の花たち」これもよく見ますね。「達」ではなく「たち」でこれもニュアンスが違うのかなと。でも、日本語は進化する、意味がまったく違う方向へ向かう場合もあると思うので批判はすべきではない。が、「美しい日本語」なんて事言って、昔の言葉を美化する人が今の若者言葉を普通に使ってるのは、よーわからん。
コメント
~たち、という言い方、
~のほう、という言い方、
~みたいな感じ?という言い方、
すべて複数の選択肢があると匂わせて、直接コレ!という主張をわざとしない。
そして何者をも擬人化してしまう。
それを親しみをこめていると勘違いしている。
それが「美しい」とは思えないです。
国際化が進んで、逆に私はこうです、とはっきり言うほうが通りがいいだろうに、どうしてそういう方向性になるかな?
イロイロな意味で、日本って今、自信がないのかな。
今は、それらが普通の言葉として使われているそうです。
言葉って、変化と言うか、進歩しているのでしょうね~。
「天声人語」については、私も、最近、「おや~?」と思うことがあります。
お若い方にバトンタッチされたのかな・・・。
それにしても、転写されているなんて、素晴らしいです!
集中力、着くでしょうね~。 偉い!!
お具合いかが?
は大正生まれの母が使っていたのでわたしも使っています。もしかして昔の流行りだったのかしらね。
天声人語の書き写し続けていらっしゃるのですねー。ご立派です。
実は私も、明日(11月)から始める予定です。
今の職場で、今月から販売を始めたのですが、中高年の女性に良く売れてます。
そんな光景を見ていて、そう言えば自分も、きちんとした字もきちんとした文章も年々書けなくなってきているなあ・・・と思ったら、ちょっとやってみようかしらん、なんて。
3冊で1セットなので、とりあえずこの3冊はしっかり埋めていけるように頑張ります!
ちょっとマシになるかな?。
やってみるかな!。
できるかな・・・。
曖昧な表現しかり、擬人化しかり、日本語は結構すごい勢いで変化しているのは確かですね。私達の子どもが子育てする時代にはそれが当たり前になっているんだろうか・・それ以外にも省略して、短く、短く文章を構成する傾向ってありますよね。あと20年もしたら、しゃべらなくても相手に伝わるツールが出てくるかもしれない。
漱石先生はかなり、言葉の拡大解釈がすごかったらしいですね。新明解辞典みたいな感じかな。でも、当時の文壇でもちゃんと評価されていたのですから、そのおおらかな理解力で日本語が進化し続けているのですね。
天声人語、言うならえば写経みたいな気分です。その間は一生懸命になれます。でも、私の集中力はせいぜい10分。途中で眠くなって、とんでもない字を書いていたりします(汗)
なるほど、少し年齢層が高い言葉なのですね。「お具合いかが?」キレイな響きです。私は使ったことがないので、言えないけれど、言われたらうれしいですね。神戸にも「おばあちゃん言葉」があります。多分おうちにおばあちゃんがいたら使うけど、若者だけなら多分ない・・「ご飯よばれます」(ご飯いただきます)「よろしゅうおあがり」(お粗末さまでした??かな、ごちそうさまのおかえし)なんかも。こういうのは細々と生き残っていますが、消えてほしくない大切な言葉です。
天声人語、ボケ防止ですわ~。
天声人語書いてくださいね~。なんか、ちょっと楽しいですよ。ようやく3冊目に入りました。私は100均のノートなので、ページが少ないのかな。でも、ペンの書きやすいのを探したり、ちょっと格好から入ったりもしてます。