ボランティア

「何でお金にもならないことするん？」という人も居ますが。

なかなか、いろいろ面白い事もあるわけです。
先輩方は博識で、志は高く、本当に元気ですごいのなんの。最高齢は80台ですが、ますます意気盛んでそんなエネルギーはどこから？？

今週は、リコーダーのボランティアに行ってきました。
お年寄りのボランティアも面白いことは面白いですが、子どもの反応は本当にお義理抜きで面白いです。
今回は０～2歳児、まだ赤ちゃんです。みんなオムツをしていますし、しゃべれる子もほとんどいません。保育園の保育室なので、みな床に座っていますが、あたたかくて居心地よさそう。

とりあえず、我々のレパートリーなぞを何曲か・・。赤ちゃんなのでママも一緒にいます。ママ友と一緒に来た人も何人か。
こういう場合、おしゃべりに花が咲きすぎて、聞いてへん・・ってことも往々にしてあるのですが、今回のお客様は割りにおとなしいかんじ。逆に子どもが元気で、「白い恋人たち」などできれいなフレーズを奏でているつもりの我々の前を、だだだーーーーっ・・ぴょんぴょん、とことことこ・・・・と走り抜けています。でも、こういう場合、みんながニコニコしてたら、それでいい。楽器を触りに来ても、せいぜいヨダレがつくくらいなので「はいはいはい・・」
クリスマスの曲や、童謡も取り揃えて、歌もうたってもらって・・

いやいや・・2歳児はまだほとんど歌えないよ。

あわてんぼうのサンタクロースも、赤鼻のトナカイもボランティアのおばちゃんと保育園の先生の合唱となりました。

が・・今回は「おもちゃのチャチャチャ」が受けてしまいました。
リズムの取り易い曲だからマラカスなど渡して振ってもらうよう言っていた。
「おもちゃのチャチャチャ、おもちゃのチャチャチャ・・」このチャチャチャのリズムが気に入ったようだ。しっかりリズムに乗って踊っているし、「空にきらきらお星さま」ここもお気に召したようで、きらきら、したり胸に手をあてたり、振りをしっかり覚えてくれる。見事に乗ってきたという感じ。

それを見ているママたちの表情もいい。後で保母さんが言っていたが、ママの背中がリラックスするのがわかる、ということだった。

ま、こういうイベントはテキトーに準備して、でっち上げているが、結構手ごたえのあった日でした。やっぱりやめられない。