娘が春休みを利用して一カ月海外に行く事になって、準備をしていた。
長女も時々行ったし、夫もここ数年海外の出張があったので、私としては慣れちゃって、ま、自分で準備するだろう・・と放っていた。
もちろん、私からのお土産とか、向こうにいってホストファミリーに作るお料理の材料とかは考えたりもしていたが・・
前日はのんびり美容院でパーマかけたり、当日も朝からコンタクト買いに行ったり・・スーツケースを自室からリビングの隣の部屋に移して荷物をつめていたが、そこそこすかすかで、へー、荷物詰めるの上手やね!と思っていた。
そこへ、長女が帰ってきて、「あかんで!そんなもん、もっと減らさないと」「今、すかすかでもそうは行かないのが旅行ってもんなんやから!」と騒いでいた。「まー、大丈夫ちゃう??」と放っておいたが
「ちょっと!何これ!ポンプ式のシャンプーなんか入ってるやん!ありえへん!」「このスプレーなにっ!?こんなん入れたらあかんやん!」と言いだした。「えー、だって、ホームシックになったりするから可愛いの持って行きたいのに~」
「あ、そういえば、フォーマルのワンピース入れてないわ。なんかない?」
「え?それ、出発する日に言う?そんなもんないで!」
「だって、持ってたやん、黒のレースのワンピース」
「どっか行った!」
がみがみ言いながら長女が部屋に行って
「あー、あったけど、しわくちゃになってるで。」
「いいねん~♪わ、可愛い、これがいい!」
「あんたなあ・・」
その辺から雲行きが怪しくなってきて・・
「あ、これもまだや。」「ちょっと、化粧水のさらがなんでいるのん!」
「あれ、入れた?」「いや、まだ・・」
で、慌ててスーツケースの中をひっくり返す。ついでに言うと、昼ごはんの買いだしに液体の小分け用の瓶まで買った(本来なら100均で買うべきもの!300円もしたわっ!)
で、「うわ、結構ぱんぱんやな。」
「ま、要らないものは捨ててくる!」
「空いた所にお土産」
「手荷物をバッグじゃなくて、ボストンバッグにしたらいいやん。」
「え、そんなダサいこといややし。」
長女のツルの一声
「これ、絶対20キロ超えてる!」
前日に計った時は16キロだったので油断していた。
計ったら19.8キロ
「きゃーーー、ありえん!」
「どこ減らすん?!」
「あ、じゃあその粟おこしはやめて」
「粟おこしなんて重さないって!」
「ビン物や、ビン物」
「シャンプーはペットボトルに入れたら」
「いやーん」
「ほな、この試供品で行き!」
「足りるかな」
「向こうで買い!」
私と長女が寄ってたかって減らしてなんとか19キロ程度に。
ま、これで行けるか。
とりあえず、空港バスの出る所までは送ってやる約束だったので(空港まで行きません。遠いので。)慌てて車に。
「そんで、何時のバス?」
「5時があったけど、5時12分でもええかな。関空6時50分集合やし。」
「ふーん、(スマホを見ている)え?12分なんてあらへんし!」
すでに4時半を回っていたが、まだ着かない。それも、街中のややこしい所だから車を停める場所もなかなかない。
「5時20分に乗ったら、6時5分に到着やね。それでも間に合うわ。」
で、バス停に行って、荷物を積んで乗りこんで。
と、携帯で電話が
「おかーさん・・私忘れ物したかも。」
「はっ?!」
よくわからんが、ちょっと大切な書類を一式忘れたという。
「まー、なんとかなるやろ。いるんやったら郵送したげるわ。」
「ごめーん・・」
私と主人と長女と・・・「だから、もっとちゃんと見とけって言うたのに。」
とにかくこういう場合何か事件が起きなければ気がすまないのか、なんかやらかす。あきれるしかない・・・
で、バスは私たちを後に出発していった。
私「おなかすいた~。そこのお寿司屋さん美味しそうやし、行けへん?」
長女「なんでもええけど~」
主人「ま、寿司でもええけど、一旦家帰らないか?何忘れたんか見たくない?」
ということで、一路自宅へ。
で、本人の言う書類とやら・・
「あら・・これって結構大事な書類かも。」
「ないと困るよねー。再発行するのに、また面倒やったりする??」
「ばかやなー」
「おいおい~、大概にせーや!」
この時点で
私:ま、郵送すればすむでしょー。
主人:本当に要るなら関空へ届ける??
長女:まずは本人に要るかどうか聞く
で、電話したら「あー、それまずかったかも(泣)」
多分この時点であらゆる罵倒の言葉が吹き出しで一杯になる状況。
長女「あのね、空港やったらファックスできるかも。」
と言いだした。それで、空港の案内に電話して、ビジネスセンターとやらに送る事が出来るのと、その方法を聞き出して、送った。
集合時間ぎりぎりで何とかそれは本人に渡って、事なきをえた。
長女の上司が時々その手を使うので、なんとなく知っていたから出来たので良かったが、ほーーーーーんとにノンキな学生というのは呆れてしまう。
これは次女に限ったとこではなく、そもそもの説明会の時に5分遅刻してきた子たちを全員の面前で「君たちね、ちょっと遅れるとか、遅刻ってどういうことか分かってますか?!飛行機は待ってくれないし、置いて行かれるよ!一般社会の常識をもっとちゃんと理解しなさいっ!」とえらく叱られたそうだ。
だから集合時間に遅れるのはものすごく怖かったが、それ以前に飛んでもないことをやらかしてしまったわけ。
長女曰く「ま、これも経験やね。」
私は疲れました。はい・・。
本人、今朝、無事に到着したそうです。後は知らんで!
長女も時々行ったし、夫もここ数年海外の出張があったので、私としては慣れちゃって、ま、自分で準備するだろう・・と放っていた。
もちろん、私からのお土産とか、向こうにいってホストファミリーに作るお料理の材料とかは考えたりもしていたが・・
前日はのんびり美容院でパーマかけたり、当日も朝からコンタクト買いに行ったり・・スーツケースを自室からリビングの隣の部屋に移して荷物をつめていたが、そこそこすかすかで、へー、荷物詰めるの上手やね!と思っていた。
そこへ、長女が帰ってきて、「あかんで!そんなもん、もっと減らさないと」「今、すかすかでもそうは行かないのが旅行ってもんなんやから!」と騒いでいた。「まー、大丈夫ちゃう??」と放っておいたが
「ちょっと!何これ!ポンプ式のシャンプーなんか入ってるやん!ありえへん!」「このスプレーなにっ!?こんなん入れたらあかんやん!」と言いだした。「えー、だって、ホームシックになったりするから可愛いの持って行きたいのに~」
「あ、そういえば、フォーマルのワンピース入れてないわ。なんかない?」
「え?それ、出発する日に言う?そんなもんないで!」
「だって、持ってたやん、黒のレースのワンピース」
「どっか行った!」
がみがみ言いながら長女が部屋に行って
「あー、あったけど、しわくちゃになってるで。」
「いいねん~♪わ、可愛い、これがいい!」
「あんたなあ・・」
その辺から雲行きが怪しくなってきて・・
「あ、これもまだや。」「ちょっと、化粧水のさらがなんでいるのん!」
「あれ、入れた?」「いや、まだ・・」
で、慌ててスーツケースの中をひっくり返す。ついでに言うと、昼ごはんの買いだしに液体の小分け用の瓶まで買った(本来なら100均で買うべきもの!300円もしたわっ!)
で、「うわ、結構ぱんぱんやな。」
「ま、要らないものは捨ててくる!」
「空いた所にお土産」
「手荷物をバッグじゃなくて、ボストンバッグにしたらいいやん。」
「え、そんなダサいこといややし。」
長女のツルの一声
「これ、絶対20キロ超えてる!」
前日に計った時は16キロだったので油断していた。
計ったら19.8キロ
「きゃーーー、ありえん!」
「どこ減らすん?!」
「あ、じゃあその粟おこしはやめて」
「粟おこしなんて重さないって!」
「ビン物や、ビン物」
「シャンプーはペットボトルに入れたら」
「いやーん」
「ほな、この試供品で行き!」
「足りるかな」
「向こうで買い!」
私と長女が寄ってたかって減らしてなんとか19キロ程度に。
ま、これで行けるか。
とりあえず、空港バスの出る所までは送ってやる約束だったので(空港まで行きません。遠いので。)慌てて車に。
「そんで、何時のバス?」
「5時があったけど、5時12分でもええかな。関空6時50分集合やし。」
「ふーん、(スマホを見ている)え?12分なんてあらへんし!」
すでに4時半を回っていたが、まだ着かない。それも、街中のややこしい所だから車を停める場所もなかなかない。
「5時20分に乗ったら、6時5分に到着やね。それでも間に合うわ。」
で、バス停に行って、荷物を積んで乗りこんで。
と、携帯で電話が
「おかーさん・・私忘れ物したかも。」
「はっ?!」
よくわからんが、ちょっと大切な書類を一式忘れたという。
「まー、なんとかなるやろ。いるんやったら郵送したげるわ。」
「ごめーん・・」
私と主人と長女と・・・「だから、もっとちゃんと見とけって言うたのに。」
とにかくこういう場合何か事件が起きなければ気がすまないのか、なんかやらかす。あきれるしかない・・・
で、バスは私たちを後に出発していった。
私「おなかすいた~。そこのお寿司屋さん美味しそうやし、行けへん?」
長女「なんでもええけど~」
主人「ま、寿司でもええけど、一旦家帰らないか?何忘れたんか見たくない?」
ということで、一路自宅へ。
で、本人の言う書類とやら・・
「あら・・これって結構大事な書類かも。」
「ないと困るよねー。再発行するのに、また面倒やったりする??」
「ばかやなー」
「おいおい~、大概にせーや!」
この時点で
私:ま、郵送すればすむでしょー。
主人:本当に要るなら関空へ届ける??
長女:まずは本人に要るかどうか聞く
で、電話したら「あー、それまずかったかも(泣)」
多分この時点であらゆる罵倒の言葉が吹き出しで一杯になる状況。
長女「あのね、空港やったらファックスできるかも。」
と言いだした。それで、空港の案内に電話して、ビジネスセンターとやらに送る事が出来るのと、その方法を聞き出して、送った。
集合時間ぎりぎりで何とかそれは本人に渡って、事なきをえた。
長女の上司が時々その手を使うので、なんとなく知っていたから出来たので良かったが、ほーーーーーんとにノンキな学生というのは呆れてしまう。
これは次女に限ったとこではなく、そもそもの説明会の時に5分遅刻してきた子たちを全員の面前で「君たちね、ちょっと遅れるとか、遅刻ってどういうことか分かってますか?!飛行機は待ってくれないし、置いて行かれるよ!一般社会の常識をもっとちゃんと理解しなさいっ!」とえらく叱られたそうだ。
だから集合時間に遅れるのはものすごく怖かったが、それ以前に飛んでもないことをやらかしてしまったわけ。
長女曰く「ま、これも経験やね。」
私は疲れました。はい・・。
本人、今朝、無事に到着したそうです。後は知らんで!
コメント
旅立ちの準備の実況中継、すごく楽しかったです。
お姉さんのアドバイスばっちりでしたね。
ありがとうございます。一つ、一つ覚えて行ってくれたらいいなと思いますが、そばで見ていて本当にはらはらすることもあります。でも、それを見るのが親の仕事なのかな~。