童謡を吹く

今朝は夫が東京に出張に行くから6時に駅に送って行った。
本当に、まっくら！
うわーー、まだ夜じゃない。
かぜがひゅーひゅー吹くし、出かける夫も大変だけど、送っていく私も寒いわよ。
けど、車から降りて外の空気に当たると、ちょっとふわーーーっと土の香りがする。私、結構鼻がいいっていうか、匂いかぐの 得意かも。（そんな特技はあまり必要ないが）雨が降るよ～　っとか、寒くなるよ、とか匂いでわかる事があるんですよね。今日はたぶん、南からの風かしら、海の匂いと土の匂いがまざったふんわりした匂いがしましたよ。この匂いはお正月からこっちにしかしない。たぶん、季節が春になる準備をしているのかもね。

さて、今日は母のお仲間に童謡の楽譜を持っていきます。さて、気に入ってもらえるかなあ・・
最近すごく言われるのが、息が足りない・・。たっぷりした息で安定して吹く必要があるけれど、これは余裕がないと出来なくて、難しい事吹いているときはなっかなか出来なくて。でも、好きな曲を気持ちよく吹いている時は出来るのよね。だからなるべくそういう曲を吹くように心がけているんだけど。
母の笛もそれが下手で、お友達に一緒に童謡を吹いてもらえないかなあ　とお誘いした。「笛吹くの？なあに？」みたいな感じで集まってもらうが、みなさんのためにもきっとなるはず。
私は歌をやらないが、気持ちよく声を出している人はのどが開いて体がやわらかくなっていると思うんだけど。違うかな？笛もそうだと思うんだよね。
ついつい普段のお稽古は「このフレーズを間違えずに吹けるように」とか「ここを早くきれいにできるように」とかそういう事がまず気になるので、顔も怖くなるし気がつくと肩が　くっ！　っとあがって妙な力が・・・
何をするにしても脱力って大事だと思うので、知っている歌を気持ちよーーーく歌ってもらって、それを吹く！　という事をやってもらおう　と思ったわけだけど、「そんなの退屈だわっ！」　とか思うかなあ。

最近、バスリコーダーを吹く機会がとても多くて、バスって正直で、ちゃんと脱力してポイントをつかむと本当にいい音が鳴ってくれて、「ひょーーー！あんたいい音するじゃん！？」って思うんですよね。楽器のほうも「そ？そうですか？じゃあ、もちょっとがんばっちゃうわっ♪」てな感じで良くなるって仕掛け。
あ、そうそう、こないだ友達が「なんか、久しぶりに吹いたら鳴らなくなってて～(^^ゞ」って言ってた。そうなんだよね、楽器って子供みたいだから放っておくと「もう、知らん」ってすねちゃうから、やっぱり時々出してあげないといかんね～・・と話していました。

なにせ楽器と仲良くなると、なんとなくいい効果があるなあ・・と思うわけ。
さて、どうなりますやら。