ナポリ

2013年8月13日 日常
ユーロスターはほぼ満席。すごい混み具合です。座席は向かい合わせの昔のボックス席ぽい。進行方向と反対をくじびきする。まあ、さほどゆれないのでどっちでもいいかんじ。でも、立って歩くと結構ゆれます。トイレなんかも おっとっとー。
途中、車内の表示を見ていると ぐんぐんスピードがあがって 300キロ。ヨーロッパは平地が多いですからね。どんどんスピードが出ます。
おかげさまでフィレンツェからナポリまで3時間半。これhとっても良かったです。移動時間がもったいないものね。

ナポリについたらとりあえず街をバスのなかから観光。

まず見えたのがヴェスヴィオス火山
おお、これかい~・・・そんな大きな山ではないんですがね。
今日はここからポンペイに行くのでこの火山は意味がありますね。
ヌォーヴォ城が海に向かってそびえるように建っています。わあ、海のそばの要塞のよう。ここで、戦争あるのも想像つくかも。

ナポリを見て死ね って言うでしょ?
そうなの?駅はフィレンツェよりずっと都会だけど、ものすごい交通渋滞で車がいっぱい。駅前はおよそきれいではない。それに、街中も車が汚い。そもそもイタリア人の運転は適当なので、路駐がすごい。二重三重。それも、バンパーをぶつけて無理やりねじ込むのできちきちに停まっている。それも、「あれ、あの車窓ガラスない!」「あっちはミラーないよ」「それ、ドアないし?!」それでも平気で運転しています。ごみごみした街って印象ですが、お城や、古い建物がそこここにあるのはやはり同じです。

まずはポンペイ!
「暑いので、アルコールやめてくださいよ。倒れますよ。」
みなさん、軽くビールくらいにしたのに、誰じゃグラスワインなんて頼んでるの。
うちの夫です。もう、あきれるわ。
ナポリのお昼は 蛸の煮込み。海だもんね。

ポンペイは入り口は公園のようです。きれいの。
でも、中に入ると昔のままの建物がくちはてた状態であります。
ここは入り口、馬車はこっちから、歩きはこちら。
明かりがないから、月光が反射するように猫目石が埋めてあります。

祭壇をまず見て、「ここは二階建てだったんですよ。ほら、柱があるでしょ?」
通路には井戸の後。水がでています。冷たいけど、ふつうやね。
街は奥へ奥へ。火山の噴火で灰にうもれた街、日常の生活がそのまま残っています。浴場跡。丸いのは水、四角いのはお湯。服を置く棚もあるよ。テルマエロマエはイタリアでも結構人気でみんな見てたんですって。へー。

お風呂があるってことは、売春宿も当然あるってこと。
小さな部屋とベッド。狭い。「だってこの当時の人は150センチくらいしかなかったんですよ。」でも、こんな石を運んで建物をつくったんだね、すごいよ。
売春宿の壁にはメニューというか、どういうスタイルがいいかの絵が描いてあって結構しっかり絵が見えます。私はへーーーっと思ってみていただけだけど、それぞれきちんと写真に収めた暇人は夫です。ふん。

酒屋さん、パンやさんの釜、ここはおうち。ちょっとお金持ちのおうち?

一周回って歩いたら、くったくたになりました。
このツァーとにかくよく歩く。一日の歩く距離は平均5から6キロ。食べるけど運動もする、内容も盛りだくさん。エネルギーがいる旅行です。

ポンペイの入り口にはナポリ名物のレモンジュースが。
人間の顔ほどもあるでっかいレモン。しぼって、お砂糖を沿えてくれます。すっぱ!でも、元気でるよー。本当に。

ナポリから、フェリーに乗ってカプリ島へ。1時間くらい。「酔ったらいけないから、デッキもいいですよ。」とはIさん。
いや、デッキいいねんけど、暑いなんて生易しいもんちゃいまっせ。私はチリメンジャコか、というくらい乾燥します。お部屋はクーラー利いて涼しい。絶対、中が正解。こんな船で酔うならカプリは無理やね。

カプリ島はセレブが遊ぶ島です。
ソフィアローレンの別荘、フェラーリの社長の別荘とプライベートクルーザー、そして、プライベートヘリ。はーー、世の中には金持ちっているけど、スケールがはんぱない。

そんな島なので、歩いている人たちがものすごい。映画の俳優さんみたいなのがすたすた歩いている。オーラが違うのよね。そしてどこかの週刊誌の記者がぱしゃぱしゃ写真を撮っている。ここってなんか別世界です。そんなところにいる普通の日本人の観光客はちょっと場違い?

明日は青の洞窟だ。

「もやが出ているくらいがいいの。風が吹くとだめですよ。」


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