この曲なあに?

2014年6月25日 日常
最初に聞いた名前は

「結婚のカノン」モーツァルト
春のイベントで別のグループがやっているのを聞いて、いいねえ、と思っていたらたまたまお仲間が楽譜をくれた。

軽快なおっかけっこの楽しいカノンでちょっと最初に音合わせするのにいいなあ、と思って使っていた。今私の関わっているグループがいくつかあるのでそこに全部持って行ってどこでもやるように設定。え?それはね、私が楽だからですよ。同じ曲だとね。
でも、逆の考えもあった。同じ曲を別のグループにもやると全部別々にコピーを持たないといけないので、それも面倒でした。

ま、楽しい曲なので各グループいろいろな表情が出て面白い。

こういうのはね、女のひとはあまり追求しないんですね。
「これ、何の曲?」「ホッホツァイトカノンって書いてあるよ」「ふーん」

公民館の先生は「ホホツァイト?じゃあフィガロかな?」

程度の情報で、ちゃんと調べたいなーーーーーー・・・と思っていました。
私は音楽に関しては素人ですので、フィガロのCDを持っているわけでもない。
全部聞いてみたほうがいいのかなあ、なんて思っていた矢先。

あるグループでの練習会。「取り組み曲を整理しました。お聞き下さい」
と連絡を頂いた。ちゃんと録音して反省されている。そして、それを良かったらどうぞ、と提供してくれる。ここらへんが男性。男の人はこういうことマメですね。

聞いてみました。まあ、テンポが早くて軽快だけど、少し単調な演奏かなあ・・と思って曲名をふと見ると

「Wolfgang Amadeus Mozart - 5. O du eselhafter Martin, KV 560b」

あらまあ、ちゃんと調べて下さって。ケッフェル番号まで付いているのでこれが何かを調べるのも可能です。
本当に尊敬してしまいます。丁寧に録音を整理して、ついでに曲名も調べて。

アプローチが私はアホでした。モーツァルト、カノンをたくさん作曲しているので、カノンだけで整理されているのを知りませんでした。ちょっとモーツァルトの曲一覧を見ればわかったことなのに。

ちなみに、モーツァルトって本当に下品なセリフの曲が多くて、これもちょっと意地悪な曲みたいです。これは「おお愚かなるマルティンよ」ということらしいですが、もうひとつ前に「おろかなるパイエルル」というのがあります。ちゃんとした歌詞はあやふやではっきりしませんが、要するにパイエルルはアホでトンマでどーしようみないわよねー、ということの繰り返しです。でも、実際にユーチューブなんかで歌っているのを聞くときれいな曲です。私たちはドイツ語がいまいちわからないので、ふーんと思いますが、もし日本語で歌ったら
「なんとバカなパイエルル パイエルルはなんてバカなんだ、お粗末もいいとこだ」
「まるで馬だ、トンマだ~」をひたすら繰り返すということになるわけです。
ちょっとねえ・・・


しかしながら、曲の情報はクリアになりました!U氏に感謝したいと思います。

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