2014年9月19日 日常 コメント (2)
昨日は湾岸線をぶっとばしてリコーダーの講習会に南港のほうまで行ってきました。
ちょっと久しぶりです。リコーダーを始めたころ時々出かけた道です。
神戸港から大阪の南港に向かって湾を横切るこの道路はとても便利で電車なら2時間のところを1時間で行きます。それよりなにより、この道路は見えるものがとにかく広い。海がだーーーーーって広がって、その海を抱きかかえるように空が広がります。
夕方なんかに走るとどこか桃源郷に向かう気分です。

当時は右も左もわからなくて、でも少しでもお勉強したくてインターネットで調べては講習会に行ったりコンサートに行ったり。最初に一緒に始めた友達はそういうのに出かけるのがあまり好きではなく誘っても来ません。なので仲間もいなくて最初はお尋ねをするのに「見学をさせて頂けませんか」とか聞いたりして。

その時であったのがまだ学生のような雰囲気のM先生(今はリコーダーをやめて別のお仕事をされていますが)で「いらっしゃるなら楽器を持ってきて下さい。大丈夫ですよ。出来る所だけ参加されて楽しく過ごして頂けますよ」
おそるおそる行ってみたら、みなさんとっても上手そうでもう帰ろうかしらん、と思ったら入り口に登場したのがのっぽのM先生(この方に今回も習いました)。「ほらほら、早く入って座って楽器用意してよ~」東京から時々いらっしゃるので講習会がある度に行っています。

今回も「ほーら!あなたいつも来てるでしょ?ドのシャープの運指だよ?違うでしょ」
あちゃー、そうそう前に言われてたんだった。そうそうそう。忘れてました。
今回は高い音のパートに座ってみました。高いレもおっとっとなのに え? ミだ?ファだ?うわ!ソまである。

「このごろね~楽器がよくなったから高い音は普通に楽譜に出てきますよ。怖がらずにどんどん吹きましょう!」
しかし、そんなん鳴らへんし!

「そこ!高い音 ひっくりかえらない!」「きれいな音出して!」
バンバン言われます。

最近うちの師匠が本当に厳しくてへこんでいたけど、いやー、レッスンてこんなもんだな。出来てなかったら言われるの当たり前じゃん。
私だけじゃない。コントラバス持ってた人、結構言われてた。確かに一台きりしかないコントラすごく大事だし、鳴らないと曲にならないわよね。本人が身が縮む思いたったのがこちらから見てよくわかる。でも、こんなにガンガン動く曲でコントラ吹くの大変だよねえ。

脂汗だらだらの状態で吹いたけど、ハーモニーはとても美しくて、わーバスのアンサンブルってこんなにきれいなの!と感動してしまった。

1時間半のレッスンがあっという間に終わり、帰りも高速に乗って港を横切って走っていました。お伴はおにぎりせんべいと三ツ矢サイダーです。おなかすいたもの。
西に向かって走る道は夕焼けの中に溶け込んでいくようで本当に気持ちよくて。
くたくたに疲れていたけど、きれいな夕空とアンサンブルの余韻で幸せいっぱいの帰り道でした。


PS.昔は子供たちが「おかーさんお帰り、おなかすいたよお!」と待っていてくれたものですが今は誰もいなくて一人で夕飯の段取りして、笛を吹いていました。
好きなことを心おきなくさせてもらっている今の時間に心から感謝したいと思います。
(これから年寄りたちが具合が悪くなったり、いろいろあるんでしょうしね・・・)

コメント

nophoto
ミルクレープ
2014年9月19日8:24

好きなことを心置きなくできることに感謝、ホント、その通りです。
そのうちできなくなるかもしれないと思うからよけいに、貪欲に走りまわっているような気がしています。
自分でもびっくりですもん、最近の手帳のスケジュール。

バス講座、楽しかったですね♪

ありす
2014年9月19日20:04

そうなんです。今より若い時期はもう2度と来ない。指も動くのは今が1番動く時期かも。だから、ちょっとでも吹ける所では吹きたいですね。だったらもっと丁寧に練習しなくては(大汗)

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