あと少し

来週から旅行に行くのでただいま全力で用事を片付け中。

日曜日はフルートのレッスン、そして東京からいらしたO先生の講義。
フルートはちょっと訳ありで、譲って頂く予定だった楽器を先生に見てもらった。
悪い楽器ではないが、やはり手作りのものはよく見ないといけないなあ、というのが感想。音色はいいが、細部の仕上げに難があって。一瞬安いからおもちゃ代わりに買おうか？とか思ったけど、やはりもう少しキチンとしたものがいいかな。ただ、音色がとてもチャーミングだったので、少し残念。ポーランドからやって来た楽器は私の前を通り過ぎて行った。でも、先生のアドバイスはとても丁寧でよくわかった。思い切り賢くなった！

そしてO先生の講義にハシゴ。駅ナカのカフェで5分でランチ！消化に悪いねえ。
移動して会場のギャラリーへ。
ピンクのお洋服の先生がニコニコしながら迎えて下さった。
お話と演奏と交えた楽しい時間。内容はうわ〜！ってくらいややこしい内容もあるが、それがすんなり入ってくる！こんなお勉強ならいくらでもするのにな。
ちなみに、歴史の中でどうリコーダが変遷してきたか、という話。デカメロンが登場。デカメロンって、中学の社会で習ったよね、ボッカッチオ作のお話。ダンテは神曲、デカメロンは〜程度でね。デカメロンの中に当時の階級社会を飛び越えて活躍する音楽家の話が出てくるそう。庶民とも付き合うが宮廷にも出入りするので両方の文化に沿って演奏をしている。ほー！なるほど。ちょっと読んでみたくなったけど、かなり卑猥なお話なんだよね。しかし、音楽は楽器の演奏だけじやないなあ、と思いました。しかし、本当にO先生の笛は元気いっぱい！楽しいわあ。ただ、腕にエレキバン⁉︎手が痛いんだねえ。ちょっと心配。頑張り過ぎてすね。

この日はH先生とO先生。2人の若いエネルギーに触れてとても元気になった日だった。おしっ！頑張るぞ！