春もそうですが、秋もイベントがずらずらと続きまして、くたびれて日記を書く元気がありませんでした。元気・・・うん、元気はあるんですけどね。ただ、立ち止まって考えるという作業ができないということです。
11月のメインは相楽園でのコンサートでした。
紅葉のきれいな頃、菊花展の一環でのコンサートなので、お花を見に来てついでに寄ってね、と誘いやすいんですが、場所がふつうのホールでなく厩なんですね。旧小寺家の馬車が入っていた場所なので、外とつながっています。寒い、雨が降るとざーーーって音をバックに吹くことになります。まったくねえ。当日は本当に大雨でして。がっかりです。でも、身内以外のお客様もそこそこみえてリコーダーのアンサンブルを楽しんでいただきました。
来年もあるといいなーと思いますが。最近恒例になってきたので、どうでしょうか?
来年は早春にもう一つコンサートが決まりました。今度はお部屋の中です。
文学館のギャラリーの一角でやります。これはね、新しいチャレンジです。
時間が1時間半ということ、私たちだけでやること。どうかなあ、自信ないなあとは思いますが、一つステップアップするために頑張ろうと気合を入れています。
そこで吹きたくて、営業に行きました。「吹かせてもらえませんか?」そこから1年近くお話がなかったので、もうだめかなあと思っていた(うっかりすると忘れていたかも)、そんなとき駅で切符買ってたら電話が鳴りました。普段ばたばたしてるので、たいてい私は電話って取れなくて、いただいた電話は必ず後からかけなおすんです。だから、留守電に入らない、見覚えのない番号はかけないことが多い。それが取れたというのも何かあるんでしょう。
慌ててメンバーに聞いてみたら不安な意見もありましたが、何とか実現しそうな気配。
「お世話になります」とお返事の電話をしたら「では、タイトルとコンセプトを作文してくださいね。広報やタウン誌に載せますんでね」
きょあ~~~!?入場料を取る(少しですが)から、少しは宣伝してくれるかな、と思っていましたが、なんかどきどきしてきた。いいコンサートにしたいです。頑張らなくっちゃ。
あとはアンサンブル会にてトラヴェルソをがっつり吹いたり、60人のリコーダーアンサンブルのレッスンに行ったり、視覚障碍者の人と遠足にご一緒したり、なにやらあわただしい毎日でした。
11月最後のイベントは、公民館で「親子でリコーダー」
これも初めての試みです。いつも公民館では講座をしていて素人先生がえっちらおっちら教えるんですが。大人はいまいち盛り上がらない。まあ、それなりにはするんですけど、楽器の経験者とまったくの素人さんが並ぶと、練習はちゃんとできるんですけど、気持ちがね、「やっぱりむつかしそうだからいいや」ってかたくなになられるので。
今回は音楽会終わったばかりの小学生対象で親御さんもついてきてもらいます。
講座は昨日でした。
譜面台を出したり、楽譜を並べたりしていたら、最初のお客さんがやってきました。
お母さんと3年生の女の子です。もう、最初からにこにこしています。時間があったので「楽器を見ますか?」と誘ってみました。「わあ!М(妹)くらい大きい!」と目がきらきらしていました。次にやってきたのはやっぱり3年生の女の子「わたしねー!音楽会でこんなの吹いたんだよ!」とさっそく吹いてくれます。お!すごい。臨時記号がいっぱいでてくるむつかしい曲。3年生は「ソラシド」が基本で少しむつかしい音がなんとか吹けるかな?くらいですが、彼女はすごかったです。坊主あたまの男の子、お父さんとお母さんと子供たちの家族連れ。楽器の紹介から初めて、最初はシだけの曲、でも、リズムが複雑だからちょっとむつかしいよ。それから、「じゃじゃじゃじゃーん」のリズムが面白い「うんめいだ」って曲。
3年生が多かったので少しシンプルな内容になりました。3年生ってどのくらい吹けるの?音楽会で練習してるからかなりいけるかな?という意見もありましたが、やはり「ソラシド」が基本でした。それに「レ」の音が吹けるかな?サミングがないのでそれは吹けます。
ところが!やはり「シドレ」は行けても「シレド」はむつかしい。途端に顔が曇ります。子供は正直です。「できる!」とわかればにこにこ、「できいない」となるとしょんぼり。ずっとにこにこはむつかしいですが、でも、楽しくしてほしい。でも、「おかーさん、なんか熱あるみたい」とかいうし、椅子からおっこちそうにだれるし、大あくびも出ます。最初のにこにこちゃんは少し泣きべそになりそう・・一個一個丁寧にやりたいけど、あんまりやると疲れちゃう。「吹けないところは飛ばしていいよー」これってねえ、行けないセリフですよね。吹きたいのに、飛ばすのいやなんだよね。全部吹きたいのに・・・
では、少し優しいクリスマスのコラールを。知ってるかな?「シシシレレードシ、シラシレシーラソ」これが二回吹けたらいいんです。それにアルトを足し、テナーを足し、バスを足しました。できない子はなんとか元気になったけど、上手な子は退屈しています。
「大きい楽器吹きたい人いますか?」「はいっ!」すぐ手があがりました。3年生はテナーでソプラノのパートを。6年生はテナーパートを吹いてもらいました。初めての楽器でもちゃんと鳴ります。「初見は苦手なんです」なんて言ってるおばちゃん!見せてあげたい、この様子。初見の楽譜で初めての楽器でもちゃーんとできていましたよ。
最後にはちょっと楽器の高い音や変わった音やってみる?と言ったら、いろいろでてきました。「ぴーぽーぴーぽー」とか。びっくりしたのは、巻き舌で吹いた子がいました!本人は遊びのつもりでやったみたい。「それ!すごいよお。フラッターっていう吹き方ですよ。大人でもむつかしいのに上手だね!」というと真似する子が出ました。みんな上手。
感想がまた面白かったです。「きちょうなけいけんができました!」「もっとむつかしい曲がふきたかった」「おやがリコーダーを吹いているのははじめてみました。これはきちょうです」
「おとうさんの弱みがわかりました」
後で聞いて小学生が集中できるのは45分ということ。そうだっけ。なんと1時間40分も座らせてしまった。今度やるなら、もっと体を動かしてもらうかな。楽器で遊ぶのは楽しそうだな。学校以外の内容として、大きい楽器を吹いてもらうのはよかった。
教えるって、人間をみること。大人を教えるのもそれなりに楽しいけど、やっぱり子供は本当に素直で反応がよくて面白いです。いい勉強させてもらいました。
あと、来月に特養のコンサート一つのこっています。今年もいろいろあったけど、やっぱりどれも面白かったなー。
11月のメインは相楽園でのコンサートでした。
紅葉のきれいな頃、菊花展の一環でのコンサートなので、お花を見に来てついでに寄ってね、と誘いやすいんですが、場所がふつうのホールでなく厩なんですね。旧小寺家の馬車が入っていた場所なので、外とつながっています。寒い、雨が降るとざーーーって音をバックに吹くことになります。まったくねえ。当日は本当に大雨でして。がっかりです。でも、身内以外のお客様もそこそこみえてリコーダーのアンサンブルを楽しんでいただきました。
来年もあるといいなーと思いますが。最近恒例になってきたので、どうでしょうか?
来年は早春にもう一つコンサートが決まりました。今度はお部屋の中です。
文学館のギャラリーの一角でやります。これはね、新しいチャレンジです。
時間が1時間半ということ、私たちだけでやること。どうかなあ、自信ないなあとは思いますが、一つステップアップするために頑張ろうと気合を入れています。
そこで吹きたくて、営業に行きました。「吹かせてもらえませんか?」そこから1年近くお話がなかったので、もうだめかなあと思っていた(うっかりすると忘れていたかも)、そんなとき駅で切符買ってたら電話が鳴りました。普段ばたばたしてるので、たいてい私は電話って取れなくて、いただいた電話は必ず後からかけなおすんです。だから、留守電に入らない、見覚えのない番号はかけないことが多い。それが取れたというのも何かあるんでしょう。
慌ててメンバーに聞いてみたら不安な意見もありましたが、何とか実現しそうな気配。
「お世話になります」とお返事の電話をしたら「では、タイトルとコンセプトを作文してくださいね。広報やタウン誌に載せますんでね」
きょあ~~~!?入場料を取る(少しですが)から、少しは宣伝してくれるかな、と思っていましたが、なんかどきどきしてきた。いいコンサートにしたいです。頑張らなくっちゃ。
あとはアンサンブル会にてトラヴェルソをがっつり吹いたり、60人のリコーダーアンサンブルのレッスンに行ったり、視覚障碍者の人と遠足にご一緒したり、なにやらあわただしい毎日でした。
11月最後のイベントは、公民館で「親子でリコーダー」
これも初めての試みです。いつも公民館では講座をしていて素人先生がえっちらおっちら教えるんですが。大人はいまいち盛り上がらない。まあ、それなりにはするんですけど、楽器の経験者とまったくの素人さんが並ぶと、練習はちゃんとできるんですけど、気持ちがね、「やっぱりむつかしそうだからいいや」ってかたくなになられるので。
今回は音楽会終わったばかりの小学生対象で親御さんもついてきてもらいます。
講座は昨日でした。
譜面台を出したり、楽譜を並べたりしていたら、最初のお客さんがやってきました。
お母さんと3年生の女の子です。もう、最初からにこにこしています。時間があったので「楽器を見ますか?」と誘ってみました。「わあ!М(妹)くらい大きい!」と目がきらきらしていました。次にやってきたのはやっぱり3年生の女の子「わたしねー!音楽会でこんなの吹いたんだよ!」とさっそく吹いてくれます。お!すごい。臨時記号がいっぱいでてくるむつかしい曲。3年生は「ソラシド」が基本で少しむつかしい音がなんとか吹けるかな?くらいですが、彼女はすごかったです。坊主あたまの男の子、お父さんとお母さんと子供たちの家族連れ。楽器の紹介から初めて、最初はシだけの曲、でも、リズムが複雑だからちょっとむつかしいよ。それから、「じゃじゃじゃじゃーん」のリズムが面白い「うんめいだ」って曲。
3年生が多かったので少しシンプルな内容になりました。3年生ってどのくらい吹けるの?音楽会で練習してるからかなりいけるかな?という意見もありましたが、やはり「ソラシド」が基本でした。それに「レ」の音が吹けるかな?サミングがないのでそれは吹けます。
ところが!やはり「シドレ」は行けても「シレド」はむつかしい。途端に顔が曇ります。子供は正直です。「できる!」とわかればにこにこ、「できいない」となるとしょんぼり。ずっとにこにこはむつかしいですが、でも、楽しくしてほしい。でも、「おかーさん、なんか熱あるみたい」とかいうし、椅子からおっこちそうにだれるし、大あくびも出ます。最初のにこにこちゃんは少し泣きべそになりそう・・一個一個丁寧にやりたいけど、あんまりやると疲れちゃう。「吹けないところは飛ばしていいよー」これってねえ、行けないセリフですよね。吹きたいのに、飛ばすのいやなんだよね。全部吹きたいのに・・・
では、少し優しいクリスマスのコラールを。知ってるかな?「シシシレレードシ、シラシレシーラソ」これが二回吹けたらいいんです。それにアルトを足し、テナーを足し、バスを足しました。できない子はなんとか元気になったけど、上手な子は退屈しています。
「大きい楽器吹きたい人いますか?」「はいっ!」すぐ手があがりました。3年生はテナーでソプラノのパートを。6年生はテナーパートを吹いてもらいました。初めての楽器でもちゃんと鳴ります。「初見は苦手なんです」なんて言ってるおばちゃん!見せてあげたい、この様子。初見の楽譜で初めての楽器でもちゃーんとできていましたよ。
最後にはちょっと楽器の高い音や変わった音やってみる?と言ったら、いろいろでてきました。「ぴーぽーぴーぽー」とか。びっくりしたのは、巻き舌で吹いた子がいました!本人は遊びのつもりでやったみたい。「それ!すごいよお。フラッターっていう吹き方ですよ。大人でもむつかしいのに上手だね!」というと真似する子が出ました。みんな上手。
感想がまた面白かったです。「きちょうなけいけんができました!」「もっとむつかしい曲がふきたかった」「おやがリコーダーを吹いているのははじめてみました。これはきちょうです」
「おとうさんの弱みがわかりました」
後で聞いて小学生が集中できるのは45分ということ。そうだっけ。なんと1時間40分も座らせてしまった。今度やるなら、もっと体を動かしてもらうかな。楽器で遊ぶのは楽しそうだな。学校以外の内容として、大きい楽器を吹いてもらうのはよかった。
教えるって、人間をみること。大人を教えるのもそれなりに楽しいけど、やっぱり子供は本当に素直で反応がよくて面白いです。いい勉強させてもらいました。
あと、来月に特養のコンサート一つのこっています。今年もいろいろあったけど、やっぱりどれも面白かったなー。
コメント
音楽はいいですね!なんか生活が豊かになる感じがします。
本当に楽器やってて良かった〜って思う毎日です。
人生、50代にてかなり充実してます♪