舅は姑が亡くなってから一人暮らしをしている。
色々提案をしたがとにかく今の家に居たい、と毎日ヘルパーさんが来て、お弁当も配達してもらって生活している。買い物は出来るし、ご飯も炊けるので自分の炊いたご飯に買ってきたお惣菜を食べている事も。でも、時々とんでもないものがあったりする。えーっ!このクリームコロッケ賞味期限先週やん!とか、イワシの天ぷらが大量にあったり。わーっ!これ捨てるよ!と言うも、いや!温めて食べるから置いといてくれ!と言う。不思議なもので、戦前生まれはおなかがとても丈夫で未だおなかを壊したことはない。びっくり!

私たちが行くと、寂しい、寂しいと言うが、家に居たいのは変わらない。とにかく、変化を嫌うのかなあ。

生活圏内はヘルパーさんが片付けてくれるものの、姑の残したものはそのまま。
台所のストックヤードに私が持って行ったおかゆやおじやのレトルトパックが残っていた。ほとんど食べていない。おじいちゃん、これお茶碗に入れてチンしたら食べれるよ、と言ってもそれはしたくないらしい。ご飯がいいのね。で、持って帰ってきた。

美味しいのになー。おばあちゃん、食べれば良かったのに。
最後はしんどくてずっと寝ていて、自分で作ったお粥を少しずつ食べてたみたい。私が持って行ったおかずもそのまま残っていた。もう飲み込めなかったから、栄養剤だけで生きながらえていたのだろうが、入院は絶対嫌で、家で自分でご飯作って食べる!と言い張って聞かなかった。

したいようにさせてあげたから、良かったんだけど、何もそんなに頑張らなくても良かったんじゃないの、と切なくなる。

コメント

ポピー
2019年8月23日16:34

お舅さん、自分で動ける間は(いやホントは動けなくなってもずっと)思い出の詰まった家を離れたくないのでしょうね。
たとえ不自由でも一番気楽だし、入院したり施設に入った年寄りは皆、ひたすら家に帰りたがってました。
レンジでチンとか、レトルトとか嫌いで、クーラーや暖房もつけようとしない、手作りの自然体の生活がいい世代なのでしょうけどね。ありすさんの切ない気持ち、よくわかります。

まるこ
2019年8月23日17:12

お舅様のお気持ちを考えると思い出いっぱいのご自宅に拘る気持ちも分かりますが、ありすさんの御心配も痛いほど分かります。我が家は父が先立ち母が残りましたが、病に倒れる迄は一人で実家に住み続けると頑張っていました。ホームに入ったいまでも実家に帰って住みたいと。身体が二つあればといつも思います。

ありす
2019年8月23日17:22

ポピーさま
家に居たい気持ちはわかるんですが、本当にどこまで頑張れるかというか、いつ倒れて大騒ぎ(騒ぎで済めばまだいい)になるのかヒヤヒヤです。大正生まれの家事など全く知らない頑固オヤジです。なんだかねー。

ありす
2019年8月23日17:24

まるこさま
お母さんの気持ちも本当に痛い程わかります。でも、現実的にこちらも生身の人間、願いを叶えてあげられないですよね。うちにはまだ、私の実母がえっちらおっちら一人暮らししていて、そっちにも行かないといけないので、身体が1つでは足りません。こちらも体力がないし、ため息しかでませんよねえ。

ねこって
2019年8月23日23:14

実はわが実家もそろそろ危うくて・・・そしてごたぶんに漏れずで、意地でも家から離れたくない様子。そんな親をみながら、「したいようにさせてあげ」よう、兄弟も私もそれがよいかなと意思統一をしたところです。

来週あたり(ありすさまご実家と同じ区の)役所にいって、どんなサービスがどうすれば受けられるのかを調べなくちゃと思っています。
またいろいろ教えてください♪

ありす
2019年8月24日7:29

ねこってさま
お元気なご両親のイメージありましたが、少しずつ心配が増えてくるのですねえ。お役所もいいのですが、まずは近くのあんしんすこやかセンターにご連絡されるのが良いかと。
そうそう!ランチのお約束!ごめんなさい。ご連絡します!

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