6月の蒸し暑い空気に混じって濃い甘い香りが漂ってくる。くちなしの花である。湿気の多い時期なので、すぐ花はダメになって葉っぱばかり元気だ。
姑亡き後、一人暮らしをしている舅のところに遊びに行く。梅雨の合間の晴れを良いことに姑の墓参りに行った。合同墓地なので、お花も用意しないで線香とチャッカマンだけ持って行った。線香上げて、お参りしてしんみりしたかったがお爺さんがそそくさと帰ろうとする。まあ、暑かったしね。そっかまあ、いいよ。
帰りにおばあちゃんが好きだったお寿司屋さんによるが、パクパク食べてワシが払うから!と言って会計ばかり気にする。
愛想ないなあ、と思って、ま、男の人なんてそんなもんかなー。
お爺さんのマンションに帰って来たら、白い花が沢山咲いている。あたりはもわっとくちなしの香り。白い花が一面に咲いていた。
姑は料理が上手で、いつもおせちのきんとんを染めるくちなしの実を私にねだって来た。年末になるとくちなしの実を封筒に入れて送るのが恒例に。
え?!ここにくちなしの木が沢山あるんじゃない!
なんで?
きっと実もなっていたはず。
おばあちゃんはそういう所可愛い人だったなあ。あんたのくちなしの実が1番ええのよ!キレイ染まるの、と言っているのが目に浮かぶ。
愛想のないお爺さんをちょい持て余しているこの頃。
姑亡き後、一人暮らしをしている舅のところに遊びに行く。梅雨の合間の晴れを良いことに姑の墓参りに行った。合同墓地なので、お花も用意しないで線香とチャッカマンだけ持って行った。線香上げて、お参りしてしんみりしたかったがお爺さんがそそくさと帰ろうとする。まあ、暑かったしね。そっかまあ、いいよ。
帰りにおばあちゃんが好きだったお寿司屋さんによるが、パクパク食べてワシが払うから!と言って会計ばかり気にする。
愛想ないなあ、と思って、ま、男の人なんてそんなもんかなー。
お爺さんのマンションに帰って来たら、白い花が沢山咲いている。あたりはもわっとくちなしの香り。白い花が一面に咲いていた。
姑は料理が上手で、いつもおせちのきんとんを染めるくちなしの実を私にねだって来た。年末になるとくちなしの実を封筒に入れて送るのが恒例に。
え?!ここにくちなしの木が沢山あるんじゃない!
なんで?
きっと実もなっていたはず。
おばあちゃんはそういう所可愛い人だったなあ。あんたのくちなしの実が1番ええのよ!キレイ染まるの、と言っているのが目に浮かぶ。
愛想のないお爺さんをちょい持て余しているこの頃。
コメント
お墓まいりお疲れ様でした。
お舅さんとご一緒だったのですね!いいお嫁さんですよ。
クチナシの花。私あの香り好きなんです。でも芋虫が付きますよね??
お姑さん。なんて優しい方なんでしょうね。ありすさんを立ててくださっていたのですね。思いやりのある方です。
お舅さん。きっとどう接して良いのか分からず無愛想になっているのかも知れないですね。でもきっとお嫁さんは可愛いと思っていると思いますよ。
良いお舅さん航行なさって偉いです!
自分が嫌になります。ごめんなさい。
母が好きで よく 手入れしてました 付く虫が 可愛い漫画みたいな 緑色の 蛾? でした
少し 残しておこうかね と 言い乍ら 全部は 取りませんでした
クチナシの 実は 橙色のが成ってましたが キントンが作れるとは
母は 言ってなかったので 知りませんでした
元々 料理が 得意でなかったので 知らないのも道理かも 知れませんが
姑と舅はずっと一緒で特に亡くなる前は手を繋いで歩くくらい弱ってた姑をかばってか、何でもおばあちゃんの言いなりだったので、どうなる事かと思っていましたが、1年経ちました。
いい香りがします。クチナシ。夏の風物詩ですね。
どうやってきんとんを染めるのか習う前に亡くなってしまいました。