頭が痛くてしんどいの
2021年6月30日 日常 コメント (9)これ、ものすごく普通にあることで、すごく怖いことでした。
前の日記を書いた頃、母がどうもはっきりしないわ、と言っていて元気がありませんでした。でも、ご飯も食べているみたいだし、歩けるし、起きてなんだかゴソゴソしているし。病気ではないのかな?気圧が低いのかな?とか思っていました。
歯医者さんにも自分でテクテク歩いていけたし。
でも、なんだかおかしい。目がとろんとしてしんどそうだし、喋り方がゆっくりだし。ずっと頭が痛いくてしんどい。
かかりつけの内科に連れて行きました。担当の先生と違う人でどうかな?と思ったけど、次いつもの先生が来るのは3日も先だし、受付の人が他の医師でもカルテ読めますからと言う。
で、しんどいのを引きずって行きました。
ふーん?熱もない、血圧も低いね。
脳梗塞とは違いますか?
脳梗塞は血圧がもっと上がるよ。
歩けているしね。
でも、いつもと違うんです!喋り方もゆっくりだし。
そう?普段の様子を知らないからわからないな、だって喋れてるよね。言葉もわかるし。
で、でも
まあ、暑いから夏バテかな?点滴して頭痛薬出しとくから涼しくして、ゆっくりしてて。
そうなのか…
そうなのかなあ?
母曰く、肩が凝ってるからよ、大丈夫よ、私は頭痛持ちだから。
その夜、妹とLINEで話していて。
まあ、明後日かかりつけの先生にもう一度行って、脳外科を紹介してもらおうかな、と話したら。妹が、いや、明らかにおかしい!LINEでビデオ通話してても会話が噛み合わないし、ぼんやりしてる!
私、脳外科に連れて行くわよ!
いや、大きい病院は紹介状がないとダメだよ。
じゃあ!個人の脳外科にする!
そんな、やはり総合病院の方が…
私、始発乗るから寝るわ!
そして、翌朝、福岡から新幹線に乗って飛んできました。神戸まで。
ネットで調べた脳神経外科に飛び込みでタクシーで母を連れて向かう。
タクシーの運ちゃん、えー?そこって結構人気だよ、予約なくて大丈夫なのかな?みてもらえるかね?とか言われつつ、妹はダメ元で行くわよ!と心を決めて向かって行った。
幸い、見てもらえることになり
甲状腺の薬の飲み忘れもないの?とか色々問診をし、MRIを撮る。何もなかったら笑い話にしようとか、言いつつ。
先生が、
あのね、ちょっとややこしいものが見つかりましたよ。
すぐ、タクシーで大きい病院へ向かって下さい。
脳に血腫が見えたと言う。
私は仕事中だったが、早退させてもらってすぐ合流した。
総合病院の先生は
えーと、これは硬膜下血腫といもので、血の塊が脳を圧迫しています。放って置くとどんどん悪くなるので手術をします!
え?91歳で、手術?!
大丈夫です。症例もたくさんあります。僕は手術を勧めます。他にも方法はありますが、予後は良くないです。
ひょえー!
で、先生いつ頃になりますか?手術は。
あ、今からすぐです。
え?!今から!
あのー、朝ごはん食べて、その後何も食べてなくて(午後2時ごろだったか)
あ、手術するので絶食で!
あらら。
本人、何のことかわからないまま、
手術?誰が?
えー!怖いわあ、
とか、ぶつぶつ言うまもなく、ベッドでがらがら手術室に連れて行かれた。
そこから4時間、ドラマのように妹と私は手術室の前の待合室で。
あ、ごはん食べておかないと、夜はどこも店が閉まってしまうからね!
そーいや、ばーちゃんの入れ歯を取ってこなくちゃ、とドタバタしているうちに手術終わり、包帯をぐるぐる巻いた母が運ばれてきた。麻酔からぼんやり覚めて目は合うが物は言えない。そのままICUに入って行った。
入院したら最後、今時は全く会えない。
携帯も持たせたけど、使えない(ホントは使えるけど、今はダメみたい)
様子がよくわからない状況が数日続き、ようやく一般病棟に移ったという連絡が来た。
やれやれ。
しかし、あのまま夏バテを信じて頭痛薬を飲ませて我慢させていたら。
今ごろどうなっていたかと、恐ろしくなる。
なんだかおかしい、の自分の勘は信じた方がいい。
お医者さまが言ったって、おかしい時はもう一度別の病院に行くべき!
今回、特に妹が思い切ったのが功を奏した。
母は家に帰れるのかなー、来週はリハビリ病院に転院する。
前の日記を書いた頃、母がどうもはっきりしないわ、と言っていて元気がありませんでした。でも、ご飯も食べているみたいだし、歩けるし、起きてなんだかゴソゴソしているし。病気ではないのかな?気圧が低いのかな?とか思っていました。
歯医者さんにも自分でテクテク歩いていけたし。
でも、なんだかおかしい。目がとろんとしてしんどそうだし、喋り方がゆっくりだし。ずっと頭が痛いくてしんどい。
かかりつけの内科に連れて行きました。担当の先生と違う人でどうかな?と思ったけど、次いつもの先生が来るのは3日も先だし、受付の人が他の医師でもカルテ読めますからと言う。
で、しんどいのを引きずって行きました。
ふーん?熱もない、血圧も低いね。
脳梗塞とは違いますか?
脳梗塞は血圧がもっと上がるよ。
歩けているしね。
でも、いつもと違うんです!喋り方もゆっくりだし。
そう?普段の様子を知らないからわからないな、だって喋れてるよね。言葉もわかるし。
で、でも
まあ、暑いから夏バテかな?点滴して頭痛薬出しとくから涼しくして、ゆっくりしてて。
そうなのか…
そうなのかなあ?
母曰く、肩が凝ってるからよ、大丈夫よ、私は頭痛持ちだから。
その夜、妹とLINEで話していて。
まあ、明後日かかりつけの先生にもう一度行って、脳外科を紹介してもらおうかな、と話したら。妹が、いや、明らかにおかしい!LINEでビデオ通話してても会話が噛み合わないし、ぼんやりしてる!
私、脳外科に連れて行くわよ!
いや、大きい病院は紹介状がないとダメだよ。
じゃあ!個人の脳外科にする!
そんな、やはり総合病院の方が…
私、始発乗るから寝るわ!
そして、翌朝、福岡から新幹線に乗って飛んできました。神戸まで。
ネットで調べた脳神経外科に飛び込みでタクシーで母を連れて向かう。
タクシーの運ちゃん、えー?そこって結構人気だよ、予約なくて大丈夫なのかな?みてもらえるかね?とか言われつつ、妹はダメ元で行くわよ!と心を決めて向かって行った。
幸い、見てもらえることになり
甲状腺の薬の飲み忘れもないの?とか色々問診をし、MRIを撮る。何もなかったら笑い話にしようとか、言いつつ。
先生が、
あのね、ちょっとややこしいものが見つかりましたよ。
すぐ、タクシーで大きい病院へ向かって下さい。
脳に血腫が見えたと言う。
私は仕事中だったが、早退させてもらってすぐ合流した。
総合病院の先生は
えーと、これは硬膜下血腫といもので、血の塊が脳を圧迫しています。放って置くとどんどん悪くなるので手術をします!
え?91歳で、手術?!
大丈夫です。症例もたくさんあります。僕は手術を勧めます。他にも方法はありますが、予後は良くないです。
ひょえー!
で、先生いつ頃になりますか?手術は。
あ、今からすぐです。
え?!今から!
あのー、朝ごはん食べて、その後何も食べてなくて(午後2時ごろだったか)
あ、手術するので絶食で!
あらら。
本人、何のことかわからないまま、
手術?誰が?
えー!怖いわあ、
とか、ぶつぶつ言うまもなく、ベッドでがらがら手術室に連れて行かれた。
そこから4時間、ドラマのように妹と私は手術室の前の待合室で。
あ、ごはん食べておかないと、夜はどこも店が閉まってしまうからね!
そーいや、ばーちゃんの入れ歯を取ってこなくちゃ、とドタバタしているうちに手術終わり、包帯をぐるぐる巻いた母が運ばれてきた。麻酔からぼんやり覚めて目は合うが物は言えない。そのままICUに入って行った。
入院したら最後、今時は全く会えない。
携帯も持たせたけど、使えない(ホントは使えるけど、今はダメみたい)
様子がよくわからない状況が数日続き、ようやく一般病棟に移ったという連絡が来た。
やれやれ。
しかし、あのまま夏バテを信じて頭痛薬を飲ませて我慢させていたら。
今ごろどうなっていたかと、恐ろしくなる。
なんだかおかしい、の自分の勘は信じた方がいい。
お医者さまが言ったって、おかしい時はもう一度別の病院に行くべき!
今回、特に妹が思い切ったのが功を奏した。
母は家に帰れるのかなー、来週はリハビリ病院に転院する。
コメント
しかしよくぞ「何かおかしい!!」と気付かれました。
日記拝読していてハラハラしました。
一刻を争う事態だったなんて、即行動してよかったですね。
ありすさんと妹さんの連携プレーお見事です。
即診察して頂けて、手術して頂けたのも奇跡ですね。
思い込みで夏バテとか、単なる頭痛で放っておいたらどんなことになっていたか…
日頃のコミュニケーション大事ですね。
お母様一般病棟へ移れて良かった。リハビリ病院へ転院ですか?
このご時世。お母様もご家族も会えないのは不安ですよね。
どうぞお早い回復をなさいまようにお祈りします。
ありすさんも妹さんもお疲れが出ませんように。
いつもと、ちょっと何かが違う…。
やはり、娘ならではの「感」だったのかも…。
無事に手術が出来て良かったです。
私事ですが、お医者様に、どう訴えていいのかわかりませんでした…。
症状を説明するのも、一苦労ですよ。 もう、若くないのですから…。
お母さま! リハビリ、順調に行かれること、お祈りしております。
頑張れ!!
硬膜下血腫ということは、お母さま、最近、あるいは少し前に、頭をぶつけたり打ったりしたことがあったのかもしれません。私の母が転んで頭を打った時に、お医者様から「忘れたころに症状が出る場合があるから、しばらくしたら一度レントゲン撮りましょう」と言われたことがあります。
とにかく、お疲れさまでした。お母さまのお早いご回復をお祈りしております。
本当に夏バテの頭痛で片付けたら大変なことになってました。
普段の感じと違う、となればやはりようちゆう
要注意です。
愛というより、勇気でした。本当に怪しいけど、絶対!ではなかったんです。
91歳の年寄りは普通、もそもそ喋るし足を引きずって歩くもの、という常識も邪魔しました。うちの母は、割と元気なんですよ。股関節の変形を持っているものの、杖なしで、とっとこ歩くし、早足です。お喋りも早口で喋るし元気。それが知ってる人にしかわからないのですね。
アミさまはご家族がおられるからいざという時は安心ですね。
そうなんです。どこかでぶつけている?なんですよね。
本人曰く、床で寝ていたら肩が痛くてそれで頭が痛くなった。
これ、ひっくり返ったか、転んで倒れてたって事でしょうかね。床で寝ることなんて、ないんです普段。でも、多分、忘れてしまっているのか、衝撃のショックで記憶がすっ飛んでいるのかもです。
うまい運びに乗れてよかったですね。いやはや、ワクチン打つ日にしんどいから行きたくない~って言ってたのが、こういうことになるとは・・ビックリしました。
順調に回復されますように。
91歳 どこまで一人暮らしするのかなあ、と毎日朝の薬のためのLINE通話(ビデオ)をしてたのは良かったです。
今は病院に携帯持って行きましたが、こちらからかけられないので様子が全く分からず。ちょっと困っています。